はじめの1歩

子育て終了、時間と心の余裕が出来たのでイロイロ手を出してみます。

夏休みは太る。

今週のお題「夏休み」

 

今年は梅雨寒が続き、暑さが苦手な私は内心嬉しかったけれど、ナスやキュウリなどの夏野菜が高騰すると、やっぱり夏は暑くなくっちゃなんて勝手な事を思っていた。

で、やっと梅雨が明けて、ぐったりするほどの暑さ。

やっぱり梅雨寒も悪くないかも‥(笑)

うちから徒歩圏に市営プールがあるが、南風に乗ってプールの放送が聞こえてくるようになった。

世間の子供達は夏休みに入ったのね〜と、実感する夏の音。

 

 

夏休みは太る!

よく食欲の落ちる夏にピッタリのさっぱりメニューなどと銘打ったランチとかレシピとか見かけるけれど、私の場合、更に食欲増進で困ってしまう。

夏休みに入り元気を持て余していた息子達の子供時代。

夏色の思い出ではあるけれど、今思うと太って当然の生活をしていた。

 

 

 

🍧夏といえばかき氷🍧

息子達が幼稚園に入る前の年齢の夏休み。

ホントは朝からエアコンでキンキンに冷やしたいのだけど。

子供のうちにある程度の汗をかかせて汗腺は鍛えておかなくっちゃっと、

どんなに暑くてもエアコンは昼過ぎからと決めていた。

一通りの家事を済ませると、庭でビニールのプールを出して水遊び。

既に悪ガキオーラが出ていた息子達も、水遊びは大好きで、『言うことをきかない子とは、プール、やらない!』と、脅しの材料になるほど。(笑)

庭の芝生はプールを置いた場所だけ禿げてしまったが、超幸せそうに水遊びする息子達。

ここまで読むと、「良い母親」っぽいけれど。

ホントの狙いは、体力を消耗させること。

炎天下で水遊びして、手動のかき氷機でかき氷を作って‥。

手動のかき氷って実は結構疲れる。幼い息子達は、水遊びにかき氷と、パラダイスのような時間だけど、親は、大汗かいてかき氷作って、子供達から目は離せないし、大忙しの時間。

でも、たっぷり遊ぶと、プールから上がって昼食後には息子達に睡魔がやってくる。

母の狙いはこれなのよ♬

ここで、エアコンのスイッチon。

座布団を布団がわりに、爆睡モードに突入。

やったー!寝たぞ。疲れているので何しても目が覚めない。

この間に速攻で庭のプールを片付けて、のんびりかき氷タイム。

ぜんざいの缶詰めをかき氷のシロップがわりに使うのが、当時のうちのブームで、残った小豆を独り占め。

リビングもエアコンを入れて部屋を冷しつつ小豆とせんべいでパラダイスタイム。

甘いとしょっぱいの組み合わせのおやつって、デブ道の王道(?)。

分かっちゃいるけど、至福のひと時。

 

🍦 夏の定番、あんず棒とあずきバー🍹

息子達が幼稚園から小学校の低学年の頃は、庭のビニールプールから、徒歩圏にある市営プールにグレードアップ。

うちの場合、割り引き制度とか上手に使うと、3人で行っても1000円かからない。

週末は激混みなので、用事のない夏休みの平日はほぼ毎日通っていた。

息子達にとっては、夏休みの最高のお楽しみで、早寝早起きの丁度良い餌付けのような存在になっていた。

息子達と決めたルールは、プールは朝1番から、お昼まで。お昼ごはんはウチで食べる。プールに行く前に部屋の掃除をする。

彼らはプールに行きたい一心で早寝早起き。

プールのお楽しみは、売店での買い食いもプラスされた。市営なので、殆ど100円で好きな飲み物が買えたので水着のポッケに100円玉を忍ばせて幸せそう。

でも、当時まだ30台とはいえ、プールサイドで短パンTシャツで汗ぐちょで息子達に付き添うのは、ホント大変。

心の支えは帰宅したら食べるあんず棒、あずきバー、時々コープのポッキンアイス(チューブに入っていて真ん中からぽっきんと折るアレです。)

息子達に水着の上にTシャツを着せ、炎天下プールから帰宅すると、まず風呂場に直行。2人にシャワーを浴びさせている間にあずき棒でクールダウン。

2人が着替え出てくると、『アイス食べよー』と、なるので、しれっと私ももう1本。

その間に水着を洗って、エアコンのスイッチon。

部屋が涼しくなると、さあ、お昼ごはん、何にしようか?と、不滅の食欲でガッツリ食べてしまう。

太るようにプログラミングされているみたい。

息子達も小学校の高学年になると、友達と市営プールに行くようになったけれど、

夏はあんず棒と、あずきバーは、うちの冷凍庫の常備品で、特に息子達の夏休み中は毎日クールダウンと称して、欠かせぬ存在だった。

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あんず棒とあずきバー、両方ともロングセラー商品ですね。

 

🍖デブ道まっしぐらのキムチチャーハン🍖

息子達が中高生になると、部活だの何だかんだで、夏休みも一緒に過ごすことは少なくなってきたけれど、男の子は良く食べる。

エンゲル係数だけで語ってしまうと、きっとうちは超貧乏だったかも。(笑)

息子達が受験生だった年の夏休みのお昼ごはんは、うちで食べることが増え、よくリクエストされたのが、キムチチャーハン。

最初は、残りモノ一掃を兼ねて肉野菜炒めとご飯なんてパターンだったのが、肉があるならチャーハンにして‥と、そこから進化して、いかにも中高生男子向けのガッツリキムチチャーハンが定番化。

豚コマは、片栗粉とお酒をまぶしておくこと。(安い肉も柔らかくなる気がする。笑。)

砂糖醤油味でチャーハンの下味を付けてからキムチを投入する。

この2つが、うちのキムチチャーハンのポイント。

難点は、キムチチャーハンを作ると、部屋が臭いのなんのって。

だから、どんなに暑くても、窓全開でエアコンは、部屋の空気のにおいがとれるまで入れないよーと、言っても『いいよ。』

大汗かいてチャーハン食べて、クールダウンと称してあずきバー食べて。

中高生の男子と同じように食べたら、そりゃ太ります。

食後は、息子達は、勉強と称して、エアコンでガンガン冷やした子ども部屋へ。

私は、夏の熱風が吹き込むリビングで、キムチ臭が取れるまで我慢。

それでも、夏バテどころか、太るというのも我ながら凄いと思ったりして。(笑)

 

🍋今年の夏はレモンがマイブーム🍋

息子達は社会人になり、定年退職した夫は痛風になってしまった。

痛風の投薬治療しているけれど、身体をアルカリ性に傾けるため、水を飲むならレモン果汁をプラスということを、人様のブログで読んで、うちもレモンを常備。

レモンって、お料理との相性もよくて、シンプルに塩コショーで味付けした鶏肉や豚ロースのソテーに、最後にレモン果汁をドバーッとかけると、とても美味しい。

また、スイカにレモン果汁。甘さを引き出すために塩を振るという意味に近く、レモン果汁で甘さが引き立つ気がする。(笑)

実はこれ、イタリアでは定番の食べ方なんですって。

ビタミンC増し増しだし、なかなか美味しい。是非、お試しあれ。

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イカにレモン果汁は、イタリアでは定番らしい。

『夏休み』のお題なのに、食べ物のことばかりになってしまった。

だから太るのよね。

ちなみに、始めは、子供の汗腺の発達も為にも、夏は汗はきっちりかかせてエアコンは昼からということにしたのだけど、息子達には、いつの間にか、我が家の掟になっていた。

でも、これが、夏バテ防止になっていそう。

太る原因も分かっているし、今年こそ、夏休みは太る!から脱出したい。
 

 

国会議事堂のバリアフリー。

先週のテレビは、障害のある人に関するニュースが多かったように思います。

れいわ新選組の当選者のお二方。

久しぶりの車椅子の国会議員誕生です。

車椅子といっても、大型の車椅子で、かなり重い障害をお持ちの方。

脳性麻痺で手足が不自由な女性の方と、身体じゅうの筋肉が弱っていく筋萎縮性側索硬化症という難病の男性の方。

この難病の方は、殆ど自分では身体が動かせない状態で、毎日の生活でもさぞかし大変だろうなぁと思われるのだけど、本人は勿論、サポートする周りの方の努力も凄いと思います。

テレビで、車椅子のお二人が映り、国会議事堂も大型の車椅子に対応できるよう改修工事の様子がニュースになっていましたが、国会議員ってみなさん結構な年齢なのに体力的にも精神的にも強靭な方ばかりなので、バリアフリーという観点は、今までなかったんでしょうね。

私の身近な人達と、この話題になった時、こんなに障害が重くて国会議員が務まるのかとか、この2人の為にバリアフリー工事するなんて税金の無駄じゃないの?なんて言う人もいました。

仲の良い人達だけの軽い世間話しですから、ある意味、割と多くの人の正直な思いかな、とも、思うのです。

普段障害のある人を街で見かけることはないし、小中高と、障害のある生徒は養護学校とか、特別支援学校とかに隔離してきたので、フツーに成長してきた子供達にとって、障害のある人と接する機会がなく大人になっていくと思います。

だから、ここまで重い障害のある人が国会議員の仕事ができるのかしらと、思うんでしょう。

でも、障害のある方って外に出てこないけれど、想像以上に大勢いらっしゃるんですよね。

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読売新聞 7月29日(月曜日)朝刊の一面です

 

 

次男は、生後4ヵ月でも首の座りが悪く、3ヵ月健診で障害児疑惑が持ち上がりました。

近所の小児科医に、市の障害児の療育施設を紹介され、『脳性麻痺の疑いがある』ということで、経過観察になりました。

そこの医師が脳性麻痺についてこと細かく説明するので、『疑い』では済まず、ホントは脳性麻痺なのでは?と、半分鬱状態になった私。

否定して欲しくて、他の病院にも行き、行きついたのが、東大病院のS先生。

奥手の発達で、ある日突然歩き出すということも結構あるから、おおらかに構えましょうよ、というスタンスで、子供の為というよりこの先生に診てもらうことが、私の精神的な支えにもなっていました。

そして、本当に昨日までは、座らせると、自分の足の指を舐めているほど、身体が柔らかくて、あまり動こうとしなかったくせに、突然ソファーにもたれかかって立ちあがり、2歳になる前にまさに先生の言うとおり突然歩き出し脳性麻痺疑惑は解消されました。

でも、今度は、言葉が一切出てこないことが心配で、S先生に継続して診て頂き、補聴器が必要か否かという程度の難聴があるかもしれないということで、小児神経科から耳鼻科へバトンタッチされました。

小児神経科も耳鼻科も予約があるのに3時間待ちというのは、当たり前という混雑っぷりで、大学病院ということもあるのでしょうか、診察に通っていた頃は明らかに障害をお持ちというお子さんが結構いました。

病院の外や街中では、見かけたことがなかったのに。

その後、次男の難聴が確定して、また市の療育施設に通うことになったのですが。

この療育施設は、難聴、肢体不自由児、知的障害や自閉症の子供達が通っていたのですが、最寄り駅でも障害のある子供を見かけたことがなかったのに、こんなに沢山の障害のある子供達がいるということが、1番の驚きでした。

 

だから、私自身、フツーに子育てをしてきたお母さん達よりも、障害のある人達って想像以上に沢山いるということを、頭では分かっているつもりなんですが。

でも、重度の障害のある人が国会議員になって、どうやって活動していくのかなとか、やっぱり殆ど何も分かっていないんですよね。

設備的なバリアフリーは、早速対応しているようだし、この方の場合、介助面で国会の決まりごとも変えていく必要が出て来ると思うし。

だから、あんなに重度の障害者の方が、国会議員になったということは、大きな出来事だと思います。

口では、ダイバーシティとか、障害のある人との共生とか、よく見かける言葉ではあっても、見たことない世界である人の方が多い世の中だと思います。

普段、ダイエットと美味しい食べ物しか関心がないと(息子達に)思われている意識低い系のアラ還のおばさんも、このお二方を通じて、国会とか政治に関心が向いている今日この頃です。

 

 

 

 

憧れの青と白のお山。

今日は、朝から青空が広がり、蝉が元気よく鳴き、やっと夏!という天気になった。

暑いのは苦手だし、大嫌いだけど、今までがどんより曇り空なので、嬉しくなって、朝から山盛りの洗濯をした。

だけど、関東は、週末は台風接近が予想されていて、天気は下り坂だし、梅雨明けもお預けらしい。

らしくない7月ももう下旬。

こんな青空の日は、青と白のお山はさぞ綺麗だろうなぁと思う。

 

 

息子達が幼い頃のこと。

次男は、もの心がついた頃から電車loveで、踏み切りの前で何時間でも佇んで、電車をうっとり眺めていられる子供だった。

勿論、そんな長い間、踏み切りで佇んでいられないので、電車の絵本がお友達。

子供向けの電車の絵本といえば、新幹線は必ず主役級で、大抵、富士山を背景に颯爽と走っている。

だから、次男は青と白のお山、富士山をうっとりと眺めていた。

そんな様子をいつも見ているので、間近で富士山を見せてあげたいと、親バカ心にいつも思っていた。

うちから富士山が見えないわけではない。

冬の晴れた日、遠くに小さく見えることがある。

見えない日の方が多いから、見えた日はラッキーなんて思う。

だから、富士山の麓まで遊びに行けば、桁外れに大きくどーんと現れる富士山、絵本の通りの富士山を見たら、きっとうっとり眺めてくれるだろという姿を想像して、それだけで嬉しくなる親バカモードになっていた。

 

今日のような夏のある日、雪はないから青だけのお山かもしれないけれど、富士山を見に行こうと、頑張って早起きしてお出かけした。

距離的には極端に遠いわけではないのだけど、うちから車でお出かけする場合、東京を通過しなくてはならないので、渋滞とか、精神的なハードルが高かった。

朝から、ぴーかんの青空が広がり、早起きのおかげで順調に首都高に乗って、東名に乗った。でも、空がどんどん白くなっていく‥。

この日は、確か山中湖だか、河口湖が目的地だったが湖の背景は真っ白。

『ホントはこの後ろが全部青と白のお山でね、大きく見えるんだよ。』

『お山、無いね。』

近くで見たことがないのに、真っ白なお空の向こうに富士山がどーんとある姿なんて、幼稚園児に想像しろと言っても無理に決まっている。

この日は、車でどこかの滝とか洞窟に行ったしソフトクリームも食べたし‥と、息子達は富士山を忘れて楽しい1日になったようだった。

 

それからも親バカのリベンジは続いた。

ほぼ毎年、夏は伊豆高原の会社の保養所に宿をとってそこから海やら山へ出かけていたので、天気とにらめっこして、今日のような青空の日は、富士山が見えそうなルートに変更して帰路についた。

それなのに、ホントは目の前が富士山がどーんと見えるんだよというスポットに近づくにつれて、またもや白いお空に。

そこは、子供だから、ドライブインで、ソフトクリームを食べたり、普段は出来ない山盛りのお菓子を買って車の中で好きなだけ食べたりという非日常が嬉しくて、それなりに楽しそうで、親バカのリベンジの努力なんて微塵も気がついていない。(笑)

 

また、ある年は富士山に行くことにした。

よく考えると、ハイキングとか、登山とかしたことがない、私達夫婦。

富士山に行くと言っても当然、車で5号目まで。

この日も、うちを出発する時は、綺麗な夏空だったのに、富士山に近づくと、またもや白いお空になってしまった。

そして富士山の5号目の駐車場に車を入れて、付近の散策。

この日は雲が多く、眼下に雲が浮かぶ姿に、お山が見えないんだねーと、納得したようだった。

そして上を見上げると、ゴツゴツした岩山があり、登って行く人達もいる。

『このお山に登るの?』

見事に嫌そうな顔をしている息子達。

さすが、私達の子供。私だって、こんなハードそうな登山したくない。(笑)

でも、雲より高いというインパクトと、途中の寄り道と、お菓子と‥。それなりに楽しい1日になったようだった。

でも、この日のことを、次男が絵日記に書いていたが、内容は、夕暮れどきにコウモリが飛んでいたこと。

富士山でも、雲でもなく、ゴツゴツの岩山でもお菓子でもない。

夕暮れどきにうちの近辺まで戻ってきた時に変な飛び方をしている 鳥を発見。

『あれ、何?』

『コウモリだよ。』

長男も次男も釘付けになっていた。

いつも飛んでるのに‥。

いつもは、この時間はお風呂に入っているので、初めて見たらしい。

息子達にとって、コウモリのインパクトが大きかったらしく、富士山はふきとんでしまったようだった。

まあ、これが、子供だよね。とは、思うものの、夫の富士山を見せてあげたい親バカビームは急速にしぼんでしまった。(笑)

 

その後、息子達は、それぞれ修学旅行で箱根に行ったり、友達と富士急ハイランドに何回か行ったりと、青と白のお山がバッチリ見えそうなところに何回か行っているのだけど、いつもお空は真っ白で、未だに憧れの青と白のお山のままでいる。

 

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梅雨明けが遅れ、らしくない7月だけど、街路樹のサルスベリは、沢山の花を付けていました。

 

なんちゃって水信玄餅。

 

少し前の新聞、日曜日にオマケのようについてくる新聞に、水信玄餅の記事があった。

あの有名な桔梗信玄餅の会社が作った新しいスイーツに興味しんしん。

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読売新聞 日曜版よみほっと 6月23日の一面です。

 

 

桔梗信玄餅は、餅米粉の菓子。

ひとつずつ個包装されていて、黒蜜ときな粉がセットされていて自分でかけて食べる、人気のお菓子。

最近では、工場のアウトレット品の詰め放題がバスツアーで組み込まれていたりするほどの人気っぷり。

アウトレット品と言っても、どこがアウトレット品質なのかわからないほどで、うちもかなり前だが、詰め放題目当てにこの工場に行ったことがある。

場所は、山梨県北杜市。うちからは充分日帰り圏内だけど、早く行かないと、売り切れごめんらしいので、朝1番に行く為に前日から近隣を観光して1泊で出かけて、パズルのように袋に信玄餅を詰め込んで、大満足だった。

 

信玄餅というのは、お餅の代わりに寒天で固めたほんのり甘い水に、黒蜜ときな粉をかけて食べる。

この工場のある地は甲斐駒ケ岳の麓で名水で名高く、名水を生かした商品を作ろうということで6年前に誕生したとのこと。

寒天の量が絶妙で、まるで大きな水滴のような球体で、透き通っていてぷるんぷるん。

でも、容器から出すとすぐに水が抜けてしぼみはじめるので、賞味期限はなんと30分。

6月から9月の土曜、日曜日に店舗限定で出されているが、既に、清涼感のある幻のスイーツとして、ネットなどで評判が広がり、新名物になっているとのこと。

新聞でも紹介されちゃったから、やっぱり行列必至かな。

味は充分に想像できるけれど、食べてみたいなぁ。

 

 

 

とりあえずは、ほんのり甘い砂糖水の寒天を作って、きな粉と黒蜜で、「なんちゃって水信玄餅」だよね。

材料は至ってシンプルだし作ってみようかな。

‥ということで、チャレンジしてみた。

 

❤️粉寒天で作る、なんちゃって水信玄餅❤️

作り方は、水に何とか固まる量の寒天を煮溶かして、砂糖を加えて冷やす。

ポイントは、寒天の量と、寒天を先に溶かすこと。

文章にすると、簡単だけど、絶妙な寒天の量が難しい。

多すぎると、みつ豆の寒天みたいに白くなっちゃうし、舌にザラつき感がある。

粉寒天の袋に書いてあるレシピを参考に加減してみたけれど。

粉寒天は1グラム強で良さそうなんだけれど、うちのはかりはアナログなので、そんな1グラム単位で測れなかった。(笑)

粉寒天  小さじ1

砂糖 大さじ1弱

水  400cc

という、量で、なんとか透明で、ほのかに甘い水滴寒天が出来た。

けど、写真撮ろうと、モタモタしている間にしぼみ始めてしまった。

シンプルなだけに、やっぱり難しい寒天の量。

そりゃそうよね、菓子職人が、考えたデリケートなスイーツですもん。

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白い器で寒天を固めました。量は約100cc。ふるふるな食感でしたが、どんどん崩れていきます。食感はOKだけど、見た目は△かな。

 

それなら、ゼリーの方が簡単そう。白濁することはないしね。

と、いうことで。

 

🧡ゼリーパウダーで作る、なんちゃって水信玄餅🧡

ゼリーパウダーは、火にかけ過ぎると、固まりにくいらしいので、砂糖を水に煮溶かしてから、あらかじめ水でふやかしておいたゼリーパウダーを溶かして、冷やす。

ポイントは砂糖が溶けたら火からおろして、ふやかしたゼリーパウダーを溶かすこと。

ゼリーパウダー  大さじ1強(大さじ2強の水に振り入れてふやかしておく)

砂糖   大さじ1

水  400cc

ゼリーだから、綺麗な透明の球体になったけれど、やっぱりゼリーパウダーの量が肝。

デジタルのハカリを買わないと、作る度に、ゼリーのプルプル感が違う。

あんまりしっかり固めても、見た目は綺麗だけど、食感はね‥という感じ。

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ゼリーパウダーの方が、見た目は透明でぷるんぷるん。葉っぱは、庭で勝手に生えているミントを添えてみました。

 

本家本元の水信玄餅を食べたことがないので、ゼリー好きなら、それなりに美味しい。

自画自賛だけど(笑)、桔梗信玄餅に食感は近く、こちらの方が寒天より扱いは楽なので、夏の桔梗信玄餅として、いかが?と、売り込もうかな。(笑)

でも、やっぱり、山梨県の金精軒製菓(桔梗信玄餅と水信玄餅を作っている工場です。)まで行って、食べたいなぁ。

 

 

はじめてのおつかい。

数日前、テレビで『はじめてのおつかい』をやっていた。

真剣に観ていたわけではなく、食器洗いながらとかの「ながら観」をしていたのだけど、素人の小さい子供が出てくる番組は、思わず頰が緩む。

この番組は不定期にやっていて、うちは毎回観ているわけではないのだけど、

どんどん子供の年齢が下がっていくような印象。

泣いて嫌がっているのをなだめすかし、その気になって意気揚々と出かけて行けば、無条件に可愛いなあなんて、思うのだけど。

親の無理矢理感が滲んでしまうと、なんか子供が可哀想だなぁと思ったり、

勇んで、出かけたものの、この年齢の子供には難しいよね、なんて思うおつかいもある。

でも、3歳ぐらいの子供が1人でおつかいに行く様は、可愛らしい。

撮影は、隠しマイクやら、事故に合わないように影武者のようにスタッフのフォローが入っているから、安心して観ていられるのだけど。

余計なお世話だけど、やっぱり心配。

上手く撮影が出来た子供本人は、影武者の張った安全網の存在など知る由もなく、

『一人でできるもん』なんて変な自信つけて、今後一人で勝手にお出かけしないかしら‥とか、心配になる。

余計なお世話なんだけど。

 

 

我が家のはじめてのおつかいはいつだったかな。

私自身が下町のごちゃごちゃ〜っとしたところで育ったので、子供達が小さかった頃の我が家の環境は、必要以上にど田舎に感じていた。

だから、子供だけで外に出すなんてとんでもないと思っていた。

多分、そういう世の中になっていたんだと思うのだけど、幼稚園児ぐらいまでは、幼稚園で遊ぶ約束をして親が送迎するとか、公園に行っても必ず親がセットだった。

だから、子どもだけで、おつかいに行かせるなんて、よっぽどの近場ぐらい。

と、言いつつも、小学校に1年生になると、一気に手放す結果になっているのも、今思うと、なんだかなぁと思う。

で、私の記憶の中でのはじめてのおつかいは、長男幼稚園の年長さん、次男幼稚園年中さんの時。

当時、子供達が大好きだった料理のリクエストをされ気持ちよくいいよなんて言ったものの、その料理に必要なメンマの水煮だけがないことに気がついた。

材料を買い忘れたことを伝えると、兄弟揃って買ってきてあげるという。

1番近くスーパーまで子供の足で10分強。

ちょっと遠いかなと思ったけれど、いつも一緒に行くスーパーだし勝手は知っているしということで、迷ったけれどお願いした。

この時間帯なら空いているから、30分から40分で帰って来るかなと思っていたが、なかなか帰ってこない。

こんなことなら、私が自転車でかっ飛んで行けば良かったと思い始めた頃、賑々しく帰ってきた。

頼んだのは、メンマの水煮だけのはずなのに、レジ袋がやたらと大きい。

『だって、お母さん、1個づつ好きなお菓子買っていいって言ったよね。』と、長男。

長男は、はじめ、ポケモンパン(まだあるのかな?)を選んだのに、次男は、チョコのファミリーパックの大袋ををシレッと手にしていたらしい。

それで、1個は1個だからと、自分も、別のお菓子のファミリーパックの大袋に変えたらしい。(笑)

あの時は、奴らも可愛いかったよねなんて思い出していたら、次男がおバカなことを言いだした。

 

『はじめてのおつかい、中学生バージョンを作ればいいのに。』

『❓』

『中学生だから、もちろん高度なミッションを要求するんだよ。例えば、エロ本とか。

年齢を偽り、本屋さんの隅っこの怪しげなコーナーに行くだけで勇気がいるし、会計するときの店員さんとのやり取りとか、中学生の表情とか、絶対に面白いと思う。』

‥と、もう想像して一人で大笑いしていたけれど(芸能界と全く関係ない)素人の中学生がそんな番組に出てくれるわけないでしょ。

そもそも、そのおつかい、誰が頼むの❓

 

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た、高い!

市役所から、税金関係の封書が届いていた。

口座振替の手続きをしてあり、勝手に引き落とされるので、普段は、口座の残高を注意するぐらいしかしていない。

封書を開封してシミジミ明細を見ると、去年より更に高くなっていた。

夫が定年退職をしているので、今までは給与天引きで知らない間に引かれていた各種税金の高さにびっくりしているが、今回の国保税にもびっくり。

 

うちは2人の息子達はそれぞれ勤務先の健保組合に入っているので、国保に入っているのは、私と夫の2人のみ。

その2人分の国保税の支払いが年8回に分けて1回分が6万円近い。

サラリーマン(給与所得者)は、先に引かれてしまうので、税金の高さを肌で感じにくくする陰謀なんだろうなぁなんて思ってしまう。

幸い、今のところ、悩みは少々おデブなことぐらいで健康をキープしているので、健康保険を使わないで済んでいることに感謝して、税金を払っていたけれど、

高すぎる!どうにかならないの?

(こればっかりは、元が取れるのは、病気ってことだしね。笑。)

 

健康保険については色々な思いがある。

夫が会社員だった頃、大病を患った。

40日以上入院して、病院での会計がひと月で100万円を超す請求。

そんな現金普段持ってないし、当時は病院の窓口でのカード決済が入り始めた頃だった。

限度額オーバーだったので、ダメ元だったけれど、カード決済が出来て一安心。

その後、(当時は会社の健保組合から、)高額医療費の上限をオーバーした分の還付があり、本当に有り難かった。

アメリカのドラマを観ると、救急で搬送されてもまず健康保険のチェック、病気になって支払いが高額で、家を手放すとかあるけれど、日本人で良かったと思った瞬間だった。

やっぱり、国民皆保険制度って有り難い。

こんな思いをしたので、健康を取り戻した今、全然元が取れない幸せを噛みしめて国保税、払っているんだけれど。

 

逆に漫才みたいな光景。

病院の待合室で、『あの人、今日も来ていないけれど、何処か具合が悪いのかね。』

(毎日来る方が具合が悪いんでしょ。病院なんだから。ってオチ。)

これって、結構リアルに見かける光景。

1〜2割負担だから、些細なことで医者通いの高齢者の多いこと。(本人にとっては些細なことではないのかもしれないけど。)

また、薬局で、山盛りの薬を処方されているのは、大抵高齢者。

かえって具合が悪くなりそうに、思うのだけど。

また、中学3年生の春休みの「あるある」話。

うちの自治体は中3までが医療費無償で窓口で一切支払うことはない。

高1になると、通常通り健康保険証を提示して3割負担になる。

だから、中3の無償化の時に耳鼻科で鼻炎薬を目一杯処方して貰ったりなんてことが結構あるらしい。

先々使うし、家族も使えるし、気持ちは分からなくはないんだけどね。セコいよね。

 

大病をした夫の診察が半年に一回になった頃のこと。

当時の夫は手術の後遺症の対応の為に普通の薬屋さんでも買えるような湿布やら塗り薬も合わせて処方されていた。

夫は耳鼻科(後に頭頸部外科になったけれど。)で、湿布なんて出してくれるかなと、当初は心配していた。

リンパ節を取ったので、肩の高さが大きく違うようになり、身体のバランスも崩れたのか、腕は上がらないし、肩こり、腰痛などにも悩まされるようになっていた。

そこで、市販の湿布で対処していたのだけど、地味にお高い。

診察の際に、お医者さんに湿布をお願いしてみたら、処方してもらえた。

市販の湿布薬より効能が良いモノが保険内なので3割負担。

次の診察が半年先だったので、大量の湿布を処方してもらった。

ホントに有り難く使っていたのだけど、沢山あると、気が大きくなる。

地味にお高い市販の湿布薬を使っている時は、変な皺が入ってもそのまま使っていたくせに、沢山あると、簡単に貼り直したり、どうしても使用量が増えている。

きっと、世の中の人、みんな似たり寄ったりなんだろうなと、思う。

 

 

医療費や、介護保険料もこれから増えていく想像しか出来ない現在、無駄に使わない仕組みを考えて欲しいと思う。

みんな、自分のお金だったらそんな使い方しないでしょってことを、お役人さんや政治家さんは、税金を大判振る舞いしているように見えることがある。

医療費の無償化も、ホントに感謝しながら医療を受けている人より、

せっかくタダだから診てもらおうかなという気持ちの人の方が多い気がする。

うちだって、湿布が沢山ある時は、市販の地味にお高い湿布だったらそんな使い方しないでしょっていう感じで使っていたし。

たまたま、今朝のテレビで、年金基金で作ったグリーンピアの問題をやっていた。(当時は、どんどんお金と使う方針で無駄に豪華なリゾートを作って現在、殆どが破綻している。)

この馬鹿役人は、どんな責任をとったのかな。(取ってないよね。)

 

国保税の通知書から、税金って高いよね、ってシミジミ思った。

せめて、自分のお金だったらこんな使い方をしないというようなアホな政策はしないでほしいと思ったアラ還おばさんのひとりごとでした。

 

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庭のキンカンの花が咲いていました。今年は梅雨寒が続いているので遅いのかな。

 

『雪山ごっこ』と『水戸黄門ごっこ』

少し前に久しぶりに友人と会った。

お互いにアラ還になると、大抵、お互いの近況報告と子供の話になる。

子育てもひと段落ついて、ボチボチお孫ちゃん誕生というお年頃。

こんな時、女の子の母っていいなぁと思う。

『お客様モードで孫連れて帰ってくるから、嬉しいけど面倒くさい。』と、言いつつもニコニコ顔。

うちもお孫ちゃんが出来たら、全力で甘やかしてあげる気満々なんだけど、当の息子達には結婚の気配すらない。

長男に至っては、『結婚は人生の墓場』とまで言い切る。

会社の先輩に離婚経験者が何人かいて、『養育費がー』なんて話を日常的に聞いているらしい。

次男は、いずれは結婚したいけど、出会いがないと言いつつ、まだやりたい事がいっぱいなんだとか。

まあ、そうだろうなぁ。

その前に、もうちょっと精神的に大人になってもらわないと。(笑)

で、息子達の幼い頃を知る友人にはつい話してしまう、おバカ話。

 

 

 

息子達が中学生頃の話。超くだらないことで喧嘩している。

まず次男が長男に仕掛けたのが、『雪山ごっご』

眠くてうつらうつらしている相手に、「寝るな!寝たら死ぬぞ!」と、顔をペチペチ叩き、気分は雪山遭難者。

ただこれだけのことなのに、中学生なのに精神年齢が幼いせいか、大喜び。

いっとき彼らのブームになっていた。

でも、長男は更におバカ度がパワーアップした『水戸黄門ごっこ』で仕返し。

『えーい、頭が高い!控えおろう!この菊の紋所が目に入らぬか!』

(あれ、菊の紋所だったけ?)なんて思っていた次の瞬間、おもむろにおパンツ下げて、お尻を向けて、『見て肛門(黄門)』(アホ〜)

当時はこれが、中学生男子ね、なんて思っていたのだけど。

もしかして学校でもやってる?と心配になった。

でも、彼は今まで色々やらかしていたので、人に無理矢理やらせていたら立派なイジメだけど、本人が受け狙いでしている分には仕方ないかな‥。と、妙に寛容になってしまう。(笑)

実際、奥の手に近いネタだったらしいので安心した。

でも、弟に対しては、そーいうおバカネタをやりたい放題。

水戸黄門ごっこ』には続きがあり、お尻を出したまま、枕にダイレクトアタック。

『うわ、生ケツで枕に座りやがった!』と、次男は、大激怒。

その様子見て長男は更におちょくって、『さっきうん◯したんだけど、ケツ拭いたか覚えてないんだよねー』

次男は、冗談と分かっていても許せないらしく、枕カバーを外して、洗濯機にポイ。

枕本体には、ファブリーズの雨。

そして、まだ無防備に『水戸黄門』を出しっぱなしの長男の菊の紋所めがけて、ファブリーズをシュッとひと吹き。

これが、思いのほか、しみたらしく半分本気の喧嘩になっていた。

もう、 馬鹿過ぎる‥。

次男は仲裁して欲しくて、『おかーさん』と、呼んだのに、

当の母は、馬鹿過ぎる‥と笑っておしまい。

長男は、『おかーさん、喜んでたね。』とかなんとか言って、兄弟で笑っていたらしい。

基本的には仲が良いので、喧嘩も終了。

 

それから10年以上経つけれど、次男のベッドの隅っこにはファブリーズは常備してあるし、たまに帰ってきた長男はそのファブリーズを見ると、

『マジで、しみるんだよなぁ』とか、言っている。

男の子って、ずっとこんな感じなのかなぁ。(そんなわけないよね。)

『いや、うちは母親がお下劣ワードが好きだから』っと、兄弟揃ってすっかり人のせいにしている。

えー?私のせい?

四捨五入したら30になるのに、精神年齢は中学生からあまり大人になっていないようだけど、仲がいいから、まあいいか。

 

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関東は梅雨寒の日が続き、7月という感じがしない毎日ですが、植物の世界はしっかり夏ですね。