私の花粉症の症状は頭痛となって現れる。
今年も2月の下旬から、外に出ると頭が締め付けられるように痛み、
『花粉が飛び始めたのね。』と、溜め息がでる。
家族には、『人間、弱いところにでるから、やっぱり頭なんだ😜』なんておちょくられても、返す元気がないほど、今年は辛い。
だから、初めて花粉症でお医者さんに行った。
行ったのは、かかりつけの内科を専門とするクリニック。
このクリニックは家族全員でお世話になっているのだけど、何と、私は初診。
家族の付き添いで必ず行くので、お互いに顔見知りなのに、『診察券がない』、『カルテがない。』と、お互いにびっくり。
普段から極力薬は飲まない主義ですとお話しして、1番弱いアレルギーどめを処方してもらった。
これが、感動モノに良く効いてくれた。
少し眠くなる成分も入っているよーというのも、効いているらしく、昼過ぎ猛烈に眠くなってしまうのには、ちょっと困るけれど。
でも、おかげで今年の花粉症シーズンは、何とかなっている。
薬を定期的に飲むのも凄く久しぶりで、しみじみと注意書きを見た。
知ってました?
『このお薬は食後に飲んで下さいね。』と、言われたら食事の約30分後に飲むんですよ。
食後直ぐに飲むのは、ブッブー!間違い。それは食直後。
天気予報でそろそろスギ花粉からヒノキ花粉に移ってきたと言っていたので
試しに飲むのを辞めてみても大丈夫だった。
ありがとう、お薬ちゃん。お世話になりました。
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10年以上前に、夫が大病を患った。喉に怖〜いデキモノが出来て、大変な思いをして治療をした。
長期間入院して、体重も20㎏以上減って、きっと悪い噂もたったほどの痩せ方だった。
幸い、完治をもぎ取ることが出来て、今では『病気ダイエット』でライザップ並みの効果だと笑っていることは、とても幸せだと思う。
でも、その渦中にあった時は、もれなく、色々な治療法を探す日々だった。
夫の場合、標準治療で十分に効果が期待出来て、結果的にはそれに従って良い結果を勝ち取ることができたが、治療があまりに過酷であり、後遺症も最悪のケースだと、とても受け入れられないものだった。
今こうして、じーさんゲーマーとして、リビングの主になりつつあることも、主治医の先生に大感謝なのだけれど、当時の私は標準治療以外で最悪のケースを回避する方法はないものかという思考回路になっていった。
ネットや本で色んな情報を集めるうちに、意外と、『薬剤師は薬を飲まない』とか、
『健康になりたければ薬から離れなさい。』という考えが目に着いた。
その時は、夫の身体にとって負担が少なくて効果がある方法はないのか、治っても最悪な後遺症に悩まされるなら他の方法はないのかと思っていたので、薬や、所謂ガンの3大治療法にマイナス方向のバイアスがかかっていたこともあるのだけど。
その時に1番共感できた考えが、安保徹先生の『免疫革命』という本だった。
すごーく、ざっくり言ってしまうと、薬を辞めれば免疫力があがり、病気が治る。
病気を治す為には血流を良くしなさい。薬は対処療法であって、本来の治癒力の妨げにさえなる。というもの。
私の心には響いたのだけれど、トンデモ本扱いされていることもあった。
確かに、標準治療の道筋があるのに、この本に従うのは、かなりの勇気がいるし、
実践となると難しいし、それこそ怪しい免疫療法の餌食になってしまいそう。
幸い、夫の治療はうまくいったので、この先生の考え方の基本的な部分だけ、私も心に残り、私の薬に対してのスタンスになっている。
今回、花粉症の薬を処方してもらって、花粉の辛い季節を無事に通過出来たことに感謝しているけれど、薬って凄いなって思っているけれど、長く飲んじゃダメよね。
薬を受け取る時に、隣にいたお年寄りの薬の量がハンパなかった。
毎食後に5、6種類は飲むみたい。何の病気だか知らないけれど、それこそ、安保徹先生の本を教えてあげたいと思った。
薬が減れば、医療費の削減にもなるしね。
なんだかまとまりの無い文章になってしまったけれど、とりあえず花粉症の季節を無事に乗り切ってホッとしている。